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酒蔵見学 泉橋酒造(神奈川)(2016/9/1)


神奈川県の中央部・海老名にある泉橋酒造さんの蔵見学会に参加。


蔵の裏手に広がる自社田。酒造りに使用する米はここをはじめ、いくつかの田んぼで自ら栽培する他、契約農家から直接仕入れている。


栽培する酒米は、山田錦、雄町、神力、亀の尾、そして最も新しい品種、楽風米など多品種に渡る。田んぼの中にセンサーを設置し、スマホでデータを管理するなど最先端の取り組みも。


自社で精米設備を所有。米の栽培から酒造りまで一環して自社で行う姿勢には驚かされた。


ここで米を蒸す、水は丹沢の伏流水を地下100mから組み上げる、水質は硬水とのこと。


仕込みを順に説明して頂く。蔵の中は、いろいろな道具が整然と置かれ、ひとつひとつが綺麗に磨き上げられ、見ていて気持ちがいい。


見学の後はお楽しみの試飲。5種類のお酒が用意された。


泉橋酒造直営レストラン「蔵元佳肴」の酒肴をつまみながらお酒を頂く、至福のひととき。

泉橋酒造では月に何回か見学ツアーを開催しており、気軽に蔵見学ができる。 →ホームページ
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酒蔵めぐり(21) 稲花酒造


千葉県九十九里の南端、サーファーにはよく知られた東浪見(とらみ)にある稲花酒造。江戸文政年間創業と200年以上の歴史ある蔵。


お米を蒸すための釜。訪問時には甑倒しも済み造りは終了していた。ちなみに、吟醸酒以上では扁平精米(米を均一に外側から削る)を行い、必要以上削らずに米の旨味を引き出しているとのこと。


仕込み水は長南町からタンクで運んでいるが、洗浄などに使う水は井戸水を使用。冷たい井戸水は蔵内の温度を下げたりということにも活用されているとのこと。左側の扉のシミのように見えるのは蔵付き酵母だそう。


創業当時200年前の建物と明治・大正期の建物が混在。昔の酒造りの光景が浮かんできそう。


お酒を搾る機械、かつては上から圧力をかける機械を使っていたそうだが、こちらのほうが早く搾れて品質劣化が少ない、とのことで早い時期に切り替えたそう。


お酒を保管するタンクが林立、上を見上げると梁が交差し圧巻の眺め。


案内頂いた製造部長の菅野さん、そして十二代当主秋葉さんを交え見学の最後に試飲。

決して派手さはないけど、素直に米の旨さを感じ、食中酒向きというのがこの蔵の酒だろうか。次々と新しい味を出してきて今後も楽しみな蔵。東京都内では四ツ谷の鈴傳で扱いがあるそうだ。

酒蔵めぐり(20) 自然酒五人娘・寺田本家


千葉県下総神崎、五人娘という銘柄で知られる寺田本家の蔵見学会に参加。蔵見学会は酒造時期に月何回か30人程度募集して開催している。


下総神崎は発酵をキーワードに町おこしをしていて、見学の前に発酵食品を使ったオニギリセットを頂いた。


見学に先立ち、24代目蔵元寺田優さんより、蔵の歴史や自然酒に取り組んだ経緯などを説明。


まずはお米を蒸す工程、いろいろな蔵を見学したけど木桶でできてる甑は初めて見た。古いものを活用しているのではなく、できるだけ伝統に則った酒造りがしたいと新造したもの。


酒造時期にもかかわらず麹室に入って説明をしてくれた。モヤシ(麹)の振り方なども実演。とにかく説明が丁寧でわかりやすい。


生もと造りを基本としており、今でも酒母を造る際にはもと擦り歌を歌っているとのこと、歌うことにより各桶の品質が均等になる、作業が単調化しないなどメリットがあるそうだけど、伝統を守りたい、という強い意志があるのだと思う。


もろみ用タンクが林立している、中央に見えるのは木桶、効率一辺倒ではなく、昔ながらの味わい深いお酒を求めて、ということだろう。


もちろん、もろみを頂きました、これは酒造時期ならではの体験。


出来たお酒は佐瀬式の圧搾機で絞る。働いている蔵人の方々が皆若いのに驚いた、歴史と伝統、そして自然に近い酒造りをしながらの、新しいお酒造りにチャレンジする姿勢、寺田本家さん、これからジワジワと来ると思います。

見学後、数種試飲させて頂きほろ酔い気分、しぼりたてのお酒をお土産に買い帰路についた。

酒蔵めぐり(19) 不動・仁勇・鍋店(2)


酒造りを行うメインの蔵は江戸末期の建築、1階にタンクが置かれ、2階にタンクの穴、平面なので作業がやりやすいとのこと。


巨大な材木の梁が圧巻。100年以上にわたって旨い酒を育んできた蔵。


純米大吟醸のもろみを味見させて頂いた、これは酒造時期の見学ならでは。


不動といえば袋吊り、ホントにやってるの?と失礼ながら思っていたけど、やってます!お酒がポタポタと自然の力で搾られる贅沢な造り方。ここでも搾りたてを頂きました、もう最高です。


近代的な世紀蔵、こちらは製品の保管倉庫、巨大な倉庫の半分は冷蔵庫になっており、生酒の品質管理もバッチリ。


案内をして頂いた高田工場長、お忙しい中ありがとうございました。
最後に不動のラインナップを試飲。どれも美味しゅうございました。

酒蔵めぐり(19) 不動・仁勇・鍋店(1)


成田山前で元禄2年から酒造りを始めた鍋店(なべだな)。不動は、成田山のご本尊が不動明王であることから名付けられた銘柄で特約店向けの商品、仁勇は、地元のスーパー等でもよく見かける。今でもお店は成田山の山門前にあるけど、蔵は下総神崎という利根川沿いの静かな町にある。


千葉県内の蔵の中では最も生産量が多いと聞いていたので、きっと最新鋭の設備で造っているに違いないと予想。


見学のはじめにDVDでお酒造りの流れについて学んでから、蔵の中を案内して頂く。まずは米を蒸す工程。現在では、美山錦と秋田酒こまちといった銘柄が、産地としては秋田や北総地域が中心とのこと。小さな仕込み用に丸い甑も使用している。


ほとんどの蔵では麹室は見学不可が多いのだが、まさに麹造りをしている中に入れて頂くことができた。麹造りは全て手作業で、米の種類、状態によってきめ細かく管理をしているとのこと。


続いて酒母。お話しを伺っていて、この蔵では技術と知識の蓄積を大事にして高品質を保ちつつ、工程を調整することで作業をスムーズに進行させているという印象を持った。


9月から5月まで酒造をしているので、温度が高くなる季節には、仕込みに氷を使うことで温度を調整する。

次回へ続きます。
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